「地域活性化」という言葉が嫌い。私が「地方創生」系セミナーに行かなくなった理由。

個性を活かして働く女性を増やす♡

もりむーです。 


現在、北海道の田舎で暮らしています。

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最近、

地域活性化」「地方創生」「まちづくり」「まちおこしというフレーズを聞くと

寒気をするようになってきましたし、

勉強会にも行かなくなりました。

 

 

以前は、私も「成功」を求めて視察、情報収集していました

私は、札幌の大学に通っていましたが、

漠然と「まちづくりを仕事にしたい!」「地域活性化したい!」と考えており、

札幌の6次産業化をしているベンチャー企業に弟子入り。

大学4年時から、北海道の岩見沢市という人口8万人の都市に魅せられ、

シャッター商店街の再開発の仕事をしていました。

 

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3年生までで卒業に必修な授業は取り終わっていて、

4年生は、週1回しか授業に行かなくてよいので、卒論そっちのけで、岩見沢に通っていました。

 

当時の私は、その社長から与えられるタスクを一生懸命こなせば

地域活性化できる人材になれるんだ!と、

私が、商店街の再開発の成功事例をつくって、全国展開させよう!と信じていました。

 

この業界は、正解なんて誰もわからないんだ

「教えてもらう」つもりだったのですが、

この業界は、正解は誰にもわからないし、

10年後や30年後に成果が出たり出なかったりもするんだと気付いた。

 

・アジアから見た、東京から見た、札幌から見た、市民から見た新たな中心市街地の価値とは

 ・お年寄りから見た、若者から見た、親子から見た新たな中心市街地の価値とは

という問いを立て、

〔食を軸に丁寧な暮らしができる田舎の良さがあるのに、札幌や観光地へのアクセスも良い〕ことだろうと、フリーペーパーやイベント企画で価値観の転換を図った。

 

基本計画をつくる為には知識不足すぎて、

高松丸亀町商店街広島県府中市、長野県飯田市善光寺に視察に行ったし、

若新雄純さんの講演、木下斉さんの狂犬セミナーに行ったし、あるタウンマネージャーさんとご飯に行かせてもらったし、

木村さんの1泊2日で2万5千円のセミナーにも行った。

神山町海士町、「地域活性化の成功事例」といったようなネットニュースや、本があれば片っ端から読んだ。

市内のイベントにはできる限り参加したし、

多様な年代・職業の方が集まるワールドカフェも開催して意見を募った。

 

 

それなのに、思うような成果は挙げられず、

私自身とても苦しく、協力してくれる人も疲弊していきました。

 

 

当時頂いていた仕事は、縛りが大きくて、

「計画をこう変えたい」と提案したら、仕組み上無理だと言われた。

結局、国や市役所のご機嫌を取る為に仕事をしている気になって、

ああ、私がやりたいのはこの道じゃない、と思ってえいっと辞めた。 

 

 

今はセミナーに行かなくてもいいと思った理由

中心市街地活性化の為にと時間とお金を使っていたけれど、

少し休憩してみました。

 

そして、頭を整理してみました。

 

そこで、見えてきたこと

 

地方に関わる仕事を3年やって感じたことは、

 

・「中心市街地」という枠でくくることはもう古いのではないか。

 

・本当に地域の為になる持続可能な活動は、

 いま周りにある素材で、小さく稼ぐ

 その繰り返しなのではないか。 

 

地域活性化に向けて頑張るのでなく、

 自分を心地よくする時間、働き方、それを妥協なく突き詰めた先に

 自然と何かが生まれているのではないだろうか。

 

・そして、その過程は

 地方紙やフェイスブックでさえ取り上げられるほどでもない

 小さな日常のトライアンドエラーなのではないか。

 

 

 

 

 

 そんな問いの過程にいるのです。

 

 

 

(でも、視察したときや、セミナーに行ったときに出会った方々は、

地方でカチコチになった頭を柔らかく広げてくれる大事な心の支えである。)

 

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